足利市鵤木町の内科|いかるぎ町内科クリニック|健康診断 健診

●土曜日は午前のみの診療となります。
診療時間
09時-12時
15時-18時
0284-22-7285
健康診断

健康診断

健康診断について

年に一度は健診を受けましょう

健康の保持増進のためには、バランスのとれた食生活や適度な運動、十分な睡眠などのセルフケアがとにかく大切ですが、定期的な健康チェックも欠かすことはできません。

当院では、「特定健診」をはじめ、労働安全衛生法に基づく「雇入時の健診」や「定期健診」などのほか、各種「自費健診」に応じておりますので、お気軽にご相談ください。

自分自身の健康状態についてきちんと知り、適切な健康管理をするために、各種健診を上手に役立ててください。年に一度は、健診を受けましょう。

また、当院では、会社や自治体の健康診断などで「異常」を指摘された方の再検査・診察にも応じております。

足利市の特定健診

メタボリックシンドローム*(内臓脂肪症候群)に着目した生活習慣病予防のための健康診査です。足利市の国民健康保険の加入している40歳から74歳までの方を対象に実施します。また、後期高齢者医療制度に加入している方は健康診査を実施します。

*メタボリックシンドローム
内臓脂肪型肥満(へその高さの腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上)があり、高血圧、高血糖、高脂血症のうちの2つ以上が重なっている状態を「メタボリックシンドローム」と言います。
メタボリックシンドロームの患者さんでは、血圧、血糖、脂質などの値がそれほど大きな異常でなくても、それらが重なることによって動脈硬化が進行しやすくなり、心血管事故(心筋梗塞や脳血管障害など)の危険率を高くすることが知られています。

対象者

40歳から74歳の方(昭和16年4月1日~昭和51年3月31日生まれ)

雇入時健診・定期健診

雇入時健診

事業者は、常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、下記の項目について、医師による健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第43条)。

  • 既往歴、業務歴の調査
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
  • 胸部X線検査
  • 血圧の測定
  • 貧血検査(血色素量、赤血球数)
  • 肝機能検査(ALT、AST、γ-GTP検査)
  • 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  • 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
  • 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査
定期健診

事業者は、年に1回(深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年2回)以上、定期的に下記項目の健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第44条)。

  • 既往歴、業務歴の調査
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
  • 胸部X線検査、および喀痰検査
  • 血圧の測定
  • 貧血検査
  • 肝機能検査(ALT、AST、γ-GTP検査)
  • 血中脂質検査(LDL コレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  • 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
  • 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査

※身長・腹囲、胸部エックス線、喀痰、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、心電図の各検査については、医師が必要でないと認めた場合には、省略することができます。

自費健診

何ら症状が無い時に、健康診断を目的として検査を受ける場合は、健康保険は使えないため、「自費診療」となります(検査項目は自分で選択することができます)。

※自費健診の結果、何らかの病気が発見されたような場合は、その病気の診療には健康保険が使えます。

自費健診説明

定期健診や特定健診での検査に加えて、当院では以下の検査によって、より詳しくお身体の状態を調べることも可能です(表示価格はすべて税込みです)。

血管年齢測定(CAVI検査)
検査費用:1,500円
動脈硬化の進み具合(硬さと詰まり具合)が分かります。
さらに頚部超音波検査(検査費用:2,000円)を追加することで血管内の状態を画像でも確認できます。
肺年齢測定(スパイロメトリー検査)
検査費用:1,500円
COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息などの診断に有用です。
タバコを現在お吸いの方や、以前吸っていた方、ご家族がタバコを
吸っている方に特にお勧めします。
血中ヘモグロビンA1c濃度測定
検査費用:500円
空腹時の血糖測定では見逃される糖代謝の異常が評価できます。
食後2時間ほどでの血糖値を測定(検査費用:100円)すること
も有用です。
骨密度測定
検査費用:1,500円
X線を用いた骨密度測定と問診を組み合わせて行い、骨粗鬆症の有無や、将来の骨折の危険性を評価できます。
腹部超音波検査
検査費用:3,500円
X線を使用せずに肝臓、膵臓、腎臓などの腹部臓器の状態を画像で確認できます。
胸部X線検査
検査費用:2,100円
肺などの胸部臓器の状態を画像で確認出来ます。タバコを現在お吸いの方や、以前吸っていた方、ご家族がタバコを吸っている方に特にお勧めします。
胃がんABC検診
検査費用:4,500円
ABC検診は、二つの血液検査を組み合わせることで胃がんのかかりやすさ(リスク)を推測する検査です。ヘリコバクターピロリIgG抗体検査でピロリ菌感染の有無を調べます。ペプシノゲン検査では、胃粘膜萎縮度を調べます。その二つの結果を組み合わせて胃がんのリスクをA,B,C,Dの4群に分類します。結果Aは正常で、B < C < D とリスクが高くなります。
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以下の場合には、正しい結果が得られない可能性がありますので、医師にご相談下さい。

  1. 明らかな上部消化器症状(痛み、もたれ、吐き気など)のある方
  2. 食道、胃、十二指腸疾患で治療中の方
  3. 胃酸分泌抑制薬 (プロトンポンプ阻害薬) 服用中もしくは2ヶ月以内に服用していた方
  4. 胃切除手術をされた方
  5. 腎不全の方 (目安として、クレアチニン3mg/dL以上)
  6. ヘリコバクターピロリ菌の除菌治療を受けた方

更に詳しくお知りになりたい方は、SRL社ホームページをご参照下さい。
ご希望の検査を組み合わせて行うことができます。検査内容、予約方法などお気軽にご相談下さい。